デマはよくないです。
ただ、都合が悪いのかどうか知らないが、デマといきなり指摘するのはダメですね。特にツイッターに置ける発言に対して、一連の流れをフォローせずに検索して言葉を引っ掛けてきて、同じような文章をあちこちリプするような場合は全くダメでしょう。
フォローしてる人なら、どんなテンション、流れで言ってるのかわかるでしょうけど、いきなりわね。
そういえば、ツイッターでいきなりリプが飛んでくるっていうと、こんなこともありました。
百田尚樹『日本国紀』批判したら「文庫出せなくなった」人に私も絡まれてたw
ということで、またありましたわ。
おサヨク様を召喚する魔法の言葉「篠原常一郎」
先日、YouTubeでこの動画を見てたんです。
この中の「チュチェ思想研究会」についての篠原常一郎さんの話がとても興味深かった。
その中で、アイヌの問題と絡めて話している部分があるのですが、これまた「え?何それ?」って話がある訳です。アイヌ新法もちょっと前に施行されましたが、この成立過程はちょっと疑問があるんじゃないのということを動画を見て感じました。
ちょっとこう言う疑問が出るような話なら本当に慎重にすべきだし、それがなくても民族や人権に関わることでもあるので、過剰になって逆差別を産むような政策になってもいけない。詳しくは動画を見て貰えばいいのですが、このおかしいと感じる動きにこの「チュチェ思想」の関係者が出てくると篠原さんは主張していました。
これ、アイヌだけの話ではなくて、沖縄の反基地活動、連日逮捕者が出ている関西生コンとの関係にも言及されていた訳です。話の筋はよくわかった。説得力はあったのでこの動画のリンクをツイートした訳です。
すると、しばらくしたらリプが飛んできましたよ。「篠原常一郎」というキーワードか「アイヌ」というキーワードを監視でもしているのでしょう。
デマだと飛んできたが、根拠がズレてるとしか思えない
アイヌとチュチェ思想の関係はデマだという内容で、その根拠として次のリンクの記事を送ってきていました。
まさに知りたい話ですわ。結論はそんなものは無いということなのですが、次の文が目に入りました。
根拠となるアイヌの研究者の証言ツイートを紹介する。
で、いきなり、ツイートが並んでいるのだけども、どうして「研究者」と言えるのかさっぱりわかりません。民間の?大学?民俗学?全くどういう関係の人なのかわかりません。ツイッターのプロフを見てもさっぱりです。
まあ、何かの活動はしているのでしょう。でも、内容が10年前の話もあるし。
関係ないということを主張してるのですけども、その人の他のツイートやリツイートを見てると、素直に受け入れるわけにはいかないのが多いんですわ。逆に、あら、この話題にもこの人ら関係してるの?と感じることの方が強いです。 そういうの見てると、そりゃ自分の正体を晒して活動しないよな、って風にしか感じないんですよね。それに篠原さんも、他の動画だったかこの動画だったかで、「関係を隠して活動している」という話もしていましたし。それに状況はあまりにもあちこち重なってるので、用心してかかるのは当然でしょう。
信奉先?の話をしているのではない
篠原さんの解説は、アイヌの人がチュチェ思想を信奉しているという話をしている訳ではありません。そう言う団体との繋がりがどうかという話をしている訳です。
先の記事の中にも、
そもそもチュチェ思想とは、資本主義諸国を相対化する理論的根拠として、ヘーゲルとマルクスを融合させて実存主義風に味付けし「主体」の自立を解くものですが、肝心の「主体」を体現するのが「金日成・金正日」だとしている点が問題なのです。アイヌの思想史的な伝統とは、どうにもあいいれませんね。
という別の方のツイートが引用されてますが、まさにそう言う話をしてる訳じゃないです。
それこそ、例えば、共産党員の人でマルクスを読んでいない人だっているでしょう。でも、共産主義を説明する場合にはマルクスの資本論とか持ち出して説明しますよね。でも、その読んでない人の実際の動きとは関係ありません。あいいれる、いれないの話でもないんです。実際の信奉とは関係ないです。目的が違うならそうでしょう。
呉越同舟ってのもありますしね。どんな動きなのか、繋がりなのかに関心がある訳で、その思想そのものの話題が篠原さんの話の中心ではないのです。疑問のある動きにしか関心はありません。この人たちはアイヌ民族否定論を批判したいのでしょうけど、そういう話じゃないですわ。
多額の税金が投入される訳ですから、疑問が残るようなことは是正すべきことでしょうし。それに、アイヌの人なのに認定されない人がいるというのも、認定の方法の話からは疑問です。そういうことにはついては疑問を解消してくれるものでは無いですね。それに、他の私の関連ツイートにはスルーですし。
動画の内容、ちょっとビックリでした
そもそもアイヌ自体の話が中心では無いと触れました。それについては、こういう活動的な話ではなく、民俗学とか人類学とかそういう観点からしか私は興味ありませんので、上のような示された記事の内容では参考にならんのです。ただ、国とかの概念では無い話なので、すっきりとは整理できない面もあるんだろうなあ。
で、先ほどの動画。本当ならそりゃアカンだろって話も出てきます。ソウル市長が民間の市民団体に活動資金を配り、その中には沖縄の反基地活動に繋がっているという話が当たったり、日本の科研費がそういう活動する日本の団体に流れている可能性に言及したりもされているのです。
なんやそれ、なんやそれ? って話ばかりです。アイヌの話がしたい訳じゃありません。(だからいきなりリプってのは少しズレてて知りたいことや無いんだよなぁ)
デマと言えるのかどうか、篠原さんは根拠なく言ってるとは思えませんからね。もともと共産党の人ですから、左派のことは詳しいでしょうから。だから、デマだと言うなら動画の内容について、どうなのか説明してもらいたいですわ。
それよりも、福島のデマの方がまだ問題でしょう。科学的なデータで話せることですから。