クソリプは読解力不足の賜物。同じ方向性の意見なのにズレてる悲しさ。




今、絶賛炎上中のあいちトリエンナーレの表現の不自由展、その後。タイトル合ってます? ふざけた展示会なので正確なタイトルを確認するとかに力を入れたくありませんので各自頭の中で変換願います。

さて、個々の展示への批判はネットでやられてるように、私も同様の思い。税金を使って公共の施設でやるべきことなのか。自治体がやるべきことじゃない。

ここではちょっと違う思いも感じたんですよね。それをツイートしたら結構リツイートされてる感じ。するとやっぱりやってくる頭をかしげるリプライ。しかも同じ方向性を持ってるにもかかわらず。一体何なのでしょう?

愛知県庁の職員が気の毒とツイート

今回の表現の不自由展の問題で、結構な批判が愛知県庁にもたらされたのはいろいろと報道されてる通り。

そこで、こんなツイートをしたのです。

公務員の人、こんな風に感じている人は多いのでは無いでしょうかね。電話の苦情の連発に対処するのは、どんな職業の人も結構キツいはずです。それに苦情受付のトレーニングなんて受けて無いでしょう、公務員なんて。対応専門部署があるわけでも無いし。

そこで上のようにツイートしてみたのです。

結構、フォロワーの多い人にリツイートされたため、そこそこいいねとかリツイートがされている状況です。まあ、といっても一世を風靡するようなものでも無いですが。

現状、愛知県庁の職員は私のツイートのような感想を持ってる人も多いのではないでしょうか。もちろん、調べた訳ではありませんけど。

やっぱりある程度政治的な香りのするものについては、公務員の人って扱うことをためらうと思うんですよ、こういうイベントには。あまりにも物議を醸し出しそうなものは、公共機関がやるものとしてどうなのかとかね。まあ、このあたりのことを具体的には述べるつもりはありませんが、やっぱ「やるの不味いんじゃないかな?」と頭を抱えつつ企画が進むのを見ていたでしょう。

で、トップである知事がやることなのですから、いくら疑問が残ってもやるしかない。で、やったら大量の苦情電話。「ほら、やっぱり…」って思ってるはずです。知事が決めたことですから、とか言い訳することもできないでしょう。知事への批判も受けないといけない。直接知事が批判を電話で受けるなんて無いですからね。

そんな気の毒な公務員の人の立場を思ってツイートした訳です。

どう考えても文脈に合わないリプライ

すると、こんなリプライがありました。

私のツイートに一ミリも同情できないということなのですが…

私のツイートは県庁職員に同情してるものであるのはわかりますよね。でも、このリプライ、誰に対して同情できないと言ってるのでしょう?

「自分らで選んだ知事」と書いてますから、有権者である愛知県民ってことですよね。

ちょっと文脈違いませんかね?もちろん県庁職員も愛知県民である人がほとんどでしょうけど、県庁の職員の仕事に対して私は同情している訳です。今回の騒動について、責任の無い職員に対して同情している訳です。

県庁職員が大村知事を選んだ訳ではありませんよ。

どう考えてもこのリプライは肯定できません、私のツイートに対してのものとしては。

県庁職員は●●なのだから、大村知事の批判を受けて当然だ、という言い方ならまだわかりますけどね。何か脊髄反射してるんじゃないですかね。

結論

これって、いま流行りの「表現の自由」ってことで、許してあげることにしちゃいますか?(笑)

リプライ主は、今回の展示に批判的な人のようで、私もそれは同じ思いです。

こういう同じ方法性の意見を持っているにもかかわらず、理屈が合わないリプライってのは理解者を減らすことにもなります。とても残念なリプです。

ネットはこういう違う話が交錯すること、多すぎですね。読解力の問題かなぁ。

まあ、こういうリプもあることはネット上の救い。

ところで、表現の自由もいいですけど、あのガラクタにしか見えないアートと言われる展示及びそれを主宰してる人たちは、道徳とか、良識とか、配慮とか、心遣いとか、頭に無いんですかね。

とりあえず、表現の自由はもちろんご自由に。でも、補助金使って税金使って自治体の施設でやるもんじゃ無い。理解が得られて無いからあれだけ苦情が行くんだよ。

表現の自由で何でも通るのなら、もう原発再稼働も米軍基地の辺野古移転も憲法改正議論も表現の自由ってことでさっさと進めたらええわw と無茶苦茶言っておきます。あの活動家でしかない実行委員がやってることはそういうことでしょう。

にしても、もうあいちトリエンナーレ表現の不自由展は「サルでもできる現代アート」にしか見えなくなってしまいました。アートってもっと重厚なものでしょうに。アートの勉強になったのだろうか?アートの振興につながったのだろうか?