ちょっと前に、Twitterでのリプライで要らぬ誤解を招いてしまう使い方について書きました。
=>Twitterで炎上しても仕方ない迷惑リプライを送って誤解を招く残念な使い方の一例
今日もタイムラインを見ていて、「ああ、こういうのって私は感じ悪く思うなぁ。世のためとか思ってるのかもしれないけども」と思うものが流れてきたのでまとめておきましょう。
Twitterでの拡散方法
今回気になったのは、Twitterでの拡散方法です。
Twitterには、いろんな問題提議がなされて、それ自体はいいことだと思います。もちろん、社会的に有益で一考の価値があると思われるものについてですけどね。明らかな間違いからくるデマなんかは問題外ですけども。
そういったツイートは、自然に拡散するものも当然あるのですが、ツイートの最初に「拡散!」とか「拡散希望!」とか文言をつけて発言しているものもあります。
これ自体は、特に何も思いません。ウザいと思う人もいるでしょうし、インフルエンサーでも無いなら、そうとでも書いて主張しないとリツイートしてくれないですからね。そもそも、そう書いても何も拡散されない人だっているでしょうから。
Twitterでの拡散方法は、公式リツイートや引用リツイートであるのはいうまでもありません。
今回気になったのは、ツイート主ではなく、リツイートしてる人の方法についてです。
スパムちっくに見えるリツイート方法
今回、気になったリツイート方法なのですが、引用リツイートです。引用リツイート自体が問題ではもちろんありません。
拡散したいツイートを誰もがリツイートするわけですが、その引用リツイートを使って、他のアカウントに知らせるというやり方です。
引用リツイートの自分のコメント欄に、他の人のアカウントを記載すれば、そのアカウントの人に通知が行きますよね。
このやり方自体はよくあると思います。そのアカウントの人に対しての意見を「こういうこと言ってる人がいますよ」的な感じで使うやり方です。よく他人の陰口を言ってる人が本人にチクられるパターンがこれですよね。まあ、これは仕方ないでしょう。
気になったのは、リツイートの引用欄にアカウントを大量に記載して拡散するという方法です。
拡散して欲しいツイートですから、有名な人に知って貰って拡散に協力してもらおうという意図なのだと思います。
拡散お願いします。 @aaa @bbb @ccc @ddd @eee @fff @ggg @hhh @iii @jjj @kkk @lll RT @元ツイート主 拡散希望 ツイート内容は以下の通り・・・・・・・・・。
みたいな形です。上記の例では12のアカウントに新たに通知が行きますよね。
スパムと同じにしか見えない
この方法ってスパムちっくに見えませんか? 厳密に言えば、どのアカウントも全く無関係な人である可能性も高いわけです。
それに、このリツイートを貰ったとして、気分はいいでしょうか?アカウント名の羅列の方の印象が強くて、元ツイートの内容を読む気がしない人も多いのではないでしょうかね。
これって、メールで複数の人にメールを送る時にBCCで送らずにCCで送って嫌な思いすることに似てると思うのです。
もちろん、関連している人に送るのはまだわかるのですけど、大量のアカウントを見た時に感じるのは重要性よりも迷惑性じゃないですかね。無機質にメッセージ送られても困るって印象の方が強いでしょう。
個別に飛ばすのがいいのかも?
だから、ほんとは個別のアカウントや出来る限り関連のある人に絞って、それぞれきちっとしたメッセージを入れてリツイートする方がいいと思うのですよね。
少なくとも私は、アカウントが大量に記載されているものは読む気がしません。
機械的な作業に何で付き合わないといけないの?って感じになると思うんですよ。
まとめ
自分の思いを早く拡散したいって気持ちはよくわかるのですけどね。何か無機質に見えるし、拡散すること自体が目的にしか見えず、その文章の内容への思いが伝わってきませんからね。
同じような例として、大量nハッシュタグを使ってで文章を書く人も気持ち悪いです。以前、東京新聞のアノ女性記者がやってて読みにくい文章だなと思いました。拡散と露出だけが目的か?とか思ってしらけると同時に、単なるアジテーションにしか感じませんでした。
インターネットが普及し始めた頃、ネチケットって言葉があったのですが、それはどこへ行ったのでしょうかね。