バレンタインデーにチョコが貰えなくてツライのは、貰えなかったこと自体に嘆いているのではありません。チョコ好きの人がチョコを貰えなくて困ってしまうこと。それはチョコが買えないということなのです。
バレンタインデーとは?
2月14日。バレンタインデーについて、細かく説明する必要はないでしょう。起源は3世紀のローマ帝国までさかのぼるそうですが、そのあたりの細かいところは歴史を勉強するなり、他で調べていただきたい。
現代のバレンタインデーは男女のカップルが互いの愛を確認する日というのが世界的な位置付けでしょう。そして各国それぞれ特色があるわけです。欧米では男女親しい人に贈り物をするというのが一般的で、女性が好きな男性にチョコレートを渡すというのは日本的なバレンタインデーのあり方です。最近の日本ではその形態にも変化しているようです。
日本ではホワイトデーは男性が女性に贈り物をするという習慣になっていますが、これは日本特有でお菓子業界が始めたキャンペーンによるものが習慣化したとされています。
バレンタインデーにチョコが貰えない
日本のバレンタインデーは今では恋人関係とは無関係に扱われることもあります。会社などで女性社員が職場の男性社員にちょっとした日頃のお礼のような形態で行われるようになっています。義理チョコといった側面もあるかもしれません。
中には、そういう習慣が煩雑になるため、バレンタインだからといって職場でみんなに配るようなことは控えようという会社もあるでしょう。準備する女性も大変ですが、ホワイトデーにお返しする男性も大変です。
どうせ貰うなら、好きな人だけから貰いたいというものでしょう。
でも、職場などで取りやめになったというなら、義理チョコさえも貰えないということになるわけです。いわゆる非モテな男子にとっては、悲しい日になってしまいます。いや、すでに慣れたことなのかもしれませんが、せっかく世間では盛り上がっている日なので、ある意味で寂しい日ではあります。
チョコが買えない?
チョコが貰えない? いや、それ自体は問題ない。そう考えているチョコが貰えなかった非モテ男子はいるでしょう。
でも、その非モテくんがチョコ好きだったとしたらどうでしょうか?チョコ好きなら、帰りにコンビニに寄ってチョコレートでも買おうかということになります。好物であるなら毎日買ったりするのではないでしょうか。
でもバレンタインデーはチョコレートが買えないのです。売り切れてるから?いいえ、違います。非モテくんの自意識が溢れ出すのです。
コンビニの店員にこう思われるのではないかと妄想が膨らんでしまうのです。
「この人、バレンタインデーなのになんでチョコを買ってるのだろう?ああ、誰にもチョコを貰えなかったのか。ああ、モテない男なんだな」
この自意識によって、チョコ好きな人がチョコを変えない日になるのです。非モテ男と書きましたが、そうでない人もそういう心境にはなるかもしれません。ある意味で最悪の日なのであります。
日本製のチョコが好き
日本製のチョコレートは美味しい。でも、バレンタインデーでプレゼントされる外国製のチョコレートはちょっと高級感を出しているので、何かと香りが強かったり中に変わったものが入っていたり特殊なものも多いです。日本のチョコが好きな人にとっては、ちょっと食べにくいチョコでもあります。これもバレンタインデーの困ったところだったりしますね。
ちょっと個人的に妄想を膨らませてみた投稿でした。