ゆで卵のからむきって苦労した経験って誰でもありますよね。卵の殻が薄皮と一緒に白身にくっついて綺麗にむけなくてイライラしてしまいます。そんなゆで卵を剥いた後の表面はガタガタになって美味しくなさそうな感じ。ちょっと白身も取れちゃったりします。
このゆで卵のからむきを簡単にする方法はいくつかあると思います。テレビでも裏技などを紹介する番組もあります。いろいろ試してはみるのですが、個人的には「コレが一番楽だな!」と思った方法があるのでここに紹介しておきます。
普通のゆで卵の作り方。まずは復習
ゆで卵の作り方はわかりますね。義務教育の家庭科の授業でやった覚えがあります。一応、作り方を復習しておきましょう。
- 鍋にたまごを入れて水で隠れるくらいにひたひたにします。塩ひとつまみを入れ、火を着けます。
- 菜箸などでゆっくり転がして、黄身が偏らないようにします。
- 沸騰したら中火にし、さらに11~12分程度茹でます。
- 出来上がったら、すぐに冷水に入てたまごを冷やします。
これでゆで卵自体はできるのですが、殻を剥くとくっついちゃうんですよね。
茹でたての卵をよく冷やせば綺麗に殻はむけるという話は聞いたことがあるのですが、そうでもあったりそうでもなかったりという感じではないでしょうか。
このゆで卵を作る前に、ちょっとだけ一工夫すると簡単につるんとむけるようになるんです。
ゆで卵のからむきが簡単になる茹で方
では、ゆで卵のからむきが簡単につるんとむけるようにするにはどうすればいいのか?
それは、ゆでる前の生卵に小さなヒビを入れておけばいいのです。
確かおでん屋さんだったか、煮卵をたくさん作るお店がゆで卵を作る時にやっていた方法でやってみるのがいいのではないでしょうか。その方法はコレです。
- 卵の殻にあらかじめヒビを入れておく。
スプーンを用意して、スプーンの腹の部分で軽くコンコンと卵の殻を叩きます。少しだけヒビが入れば十分です。
割れて中身が出てしまうのではないかと心配になりますが、そのあたりはちょっと力の加減を練習するしかありません。でも、案外大丈夫です。卵のパック容器の上から叩いてみれば、失敗しにくいと思います。
このヒビの入った卵を使って、普通にゆで卵を作るように調理すればオッケーです。卵の下側の空洞になっている部分を軽く叩いてヒビを入れるのがいい感じですよ。
茹でている時に、白身が出てくるのではないかと思いますが、そこも案外大丈夫です。まあ、吹き出ちゃうこともありますけどね。これはヒビを入れていない卵でもなったりしますから気にしません。
ゆで卵の殻がむきやすくなる理由
殻にヒビを入れてゆで卵を作るとなぜ殻がむきやすくなるのかというと、殻のヒビの隙間から水分が入って白身と薄皮がくっつかないようになるからだそうです。
よく、タッパーに水とゆで卵を入れて、ガシャガシャ振ると殻がむけやすくなるという方法もありますが、これも同じような仕組みですね。
でも、あらかじめヒビを入れておく方がとても簡単にむけますよ。
まとめ
冷めてしまうとむけにくくなるように感じますが、全体にヒビを入れてまた水にしっかりとさらせば、簡単につるんとむけるようになります。
あまりにも簡単にむけるので、最近、ゆで卵を食べすぎてしまうようになりました。その辺は注意しましょう(笑)