Twitterをやっているとブロックをしたくなる時は必ずあります。
単なるスパムのようなものは当然ですが、議論にしつこく絡んでくるなども同様。だいたいはこちらと考え方やスタンスが合わないということがブロックする理由のほとんどでしょう。
もちろん、意見が合わない相手でも充実したやり取りをすることができる場合もありますけどね。
議論ではなく単なるイチャモンやレッテル貼り、罵詈雑言のようなやり取りであれば、そりゃもう相手をするだけ無駄ですし、Twitterの通知欄にそんな人のアイコンが並ぶのも見ていて気分が悪くなるだけでブロックするのも当たり前です。
立ち位置の違いや信条が異なることで意見が異なり、結局は鬱陶しいやりとりになってしまうということは、まあ仕方ないかもしれません。
しかし、意見が同じ場合であってもツイッターでブロックしたくなることがあります。
それは、やりとりからブロックに発展するのではなく一発のリプライです。
ツイッターのリプライでブロックしたくなるパターン
同じ意見なのになぜリプライにブロックしたくなるのか?
具体的な例を作ってみましょう。
自分のアカウント:@自分
相手のアカウント:@相手
としておきます。
例えば政治のニュースについて、仮に民労党という政党への次のような意見をツイートしたとします。
@自分
なんで民労党はあんなに経済音痴なことばかり言って国民を困らせるんだ?やっぱり怪得多党首が投資詐欺の宣伝してるような経済評論家だからかな? http://ニュース記事リンク
ツイッターの検索で引っ掛けてくるのか、フォロワーでなくても反応があります。
次のような反応が来たとしたらどうでしょうか?
@他人
国民から仕事を奪う気か!ふざけるな!RT @自分 なんで民労党はあんなに経済音痴なことばかり言ってるんだ?やっぱり牛得多党首が投資詐欺の宣伝してるような経済評論家だからかな? http://ニュース記事リンク
このリツイートのパターンはまだいいと思います。表現は汚いですが、ニュース記事のリンクを読んだりして、同じような気持ちや民労党への怒りをツイートしたいのだろうなということを感じますからね。
では、次のパターンはどうでしょう?
@他人
@自分 国民から仕事を奪う気か!ふざけるな!
リプライでいきなりこれです。
このパターンは本当にブロックしたくなりますね。
民労党への怒りの気持ちは同じであるにもかかわらずです。
このリプライだと、怒りの矛先がこちらに向かってきますよね。
即座にリプライが来たら何のことかわかるのですが、しばらく時間が経ってからこれが来るとニュース記事への言及も無いですから、何のことについて私に怒っているのか一瞬わからなくなります。
なんで知らない人から、いきなり罵声を浴びせられなければならないのか。
そうなりますよね。
次のような形ならまったく問題ないのですけどね。
@他人
@自分 本当そうですね。国民から仕事を奪う気か!ふざけるな!とマジで思いますよ。
これなら、自分に対してコメントされてるのがわかりますし、次のやりとりにも繋がったりします。
みんなに主張したいなら、Twitterの使い方は考えたほうがいいですね。
先の例だと、私に対して民労党への意見をぶつけてる形になるわけで、そんなこと言われても困るわけです。
意見を同じくしているのに腹が立つことになる
同じ意見であるにもかかわらず困った現象であり、また同じ意見であるならそういう意見を持った人同士は上手く情報交換したりすればいいのに、これだと関わりたく無いと思ってしまうわけですよね。
ネットリテラシーとかいう前に、昔のネチケットとかいうレベルまで振り返ったほうがいいのでしょうかね。
私は、先ほどのようなリプライが来た時はすぐにブロックしてました。何かの拍子にそういうリプライが飛んできて気分を害するのも嫌ですからね。
心が狭いかもしれませんが(笑)
私はそのツイッター操作を、「俺に言うなよブロック」と呼んでいます。
南葛SC石崎君の顔面ブロックではありません。(スベったなorz)
リプライの時は、とりあえず落ち着け!
(追記)
私のTwitterのタイムラインに、同じような実例が流れてきたのでこちらの記事にまとめてみました。
>>Twitterで炎上しても仕方ない迷惑リプライを送って誤解を招く残念な使い方の一例