国政選挙の投票率を上げる方法を考えてみた。もちろん根拠なしです(^_^;)

自民党の圧勝に終わった今回の衆議院議員選挙ですが、悔しいマスコミは立憲民主党の躍進ってしきりに主張してるみたいですね。でも他の党に移ったり無所属で出馬した民進党出身者の改選前の議席数と比べたら微増でしょ？共産党と維新が割りを食った選挙ってだけですね。

どうあれ、選挙は民意の結果と素直に受け取って次の選挙まで活動するというのが民主主義の建前でしょうに。それを言えないマスコミは言論の自由に甘えた存在でしかありませんね。

そして、投票率がいつも問題になる訳ですが、今回の投票率は53.68％ということで、前回の戦後最低の投票率であった衆議院議員選挙よりも増えたようですが、戦後2番目に低い投票率だったようです。

投票率は低いのか？

さて、これは低いのかな？台風の影響もあるなかで、前回より上がったというのですから、少しは肯定的に捉えてもいいと思いますよ。

投票率が低いと民意ガー！って選挙負けた方が悔しそうに言いますけど、こういうのって勝った時は言わないんだよな。選挙に負けたのは落ちた側自身の問題です。それが責任を取るということ。国政に地域の代表として出ると覚悟した人の責任です。

どっかの都知事か国政政党の代表かわかりませんが、ガラスの天井とか鉄の天井とかがあったとか言う元与党の女性政治家、そして党首の失言を落選の理由に語る側近弁護士候補などは、リーダーシップと責任というものがなんなのか、さっぱり理解していないようです。

落選して当然でしょう。

選挙の投票率をあげる方法を考えてみた

さて、前置きが長くなりましたが、選挙で投票率を上げる方法を考えてみました。もちろんこれは話題になる国政選挙ということになりますけどね。そして、根拠はもちろんありませんのであらかじめご理解ください。アイデアとして考えてみたという感じです。

さて、どうやって投票率を上げるか。

それは、選挙が決まって例えば、公示前の何日間か前から選挙当日まで、マスコミのやる投票行動調査とか世論調査などの結果やそれを受けた議席予測の発表を一切報道することを禁止してみてはどうかということです。

今回の選挙もマスコミは当初与党は３００議席に迫るという感じの調査予想の結果を発表していました。

まあ、結果的にはそれを超える議席数となりましたが、いつも言われるのが、アナウンスメント効果です。こういう議席予測の報道が投票行動に影響するってやつですね。

この報道を受けて、議席獲得が少ないと予想される方へ判官贔屓として投票するというアンダードッグ効果や、勝ち馬に乗れということで議席が多いと予想される方へ投票するバンドワゴン効果などが言われています。

まあ、このどっちもありえる効果は、果たして学問的にどうなのか、科学的と言っていいのかという評価もあると思いますが、どっちにしようかなという感覚は確かにありますよね。

そんな中で言われるのが、有権者の無関心ですよね。流れに任せるって感じでしょうか。そうなるとこれはバンドワゴン効果の方に近いのかもしれません。変わらないのなら行っても無駄ってやつですね。投票率が低いのはまさにこれでしょう。一部のマスコミは、これを逆手にとって反対の結果を演出したいのでしょうけども。

議席予測を無くしてワクワク感を演出

でも、この議席予測の発表を無くしてしまえば、少なくともこういう心理は少なくなると感じるんですよね。

それにどっちが勝つのかわからない。マスコミが接戦だろうという前提で報道したとしたらどうでしょうか。あ、これだとある意味で議席予測を発表したのと同じになってしまうのかな。まあ、そのあたりの細かいことは無視してもらうとしましょう。選挙の結果が見通せないとなると、判官贔屓で動いたり、あるいは選挙に行かなくても何も変わらないかって思うような可能性は低くなると思うんですよね。接戦と考えたら、ちょっと自分としては現状やばいと考える方向になるのかもと思って、投票に行くインセンティブになると思うのですけど、どうでしょうかね。

まあ、そんなことを決めたりするのは無理かな。マスコミはなんとかして煽りたいでしょうから。そして報道の自由ガーとかなるのでしょうし。

ただ、フランスとかそう言う発表を制限する期間が設けられてるってどっかで見たような気がします。選挙公報も大事ですけど、選挙に関する報道のあり方も問題に上げるべきだと感じますね。

ああ、また1票の格差で弁護士集団が提訴してる。選挙ごとに暇か。まあ、厳密には大切なことだろうけども。