ちょっと前からSNSなどにランボルギーニではなくダンボルギーニの話題がよく回ってきていました。段ボールで制作されたランボルギーニ・アヴェンタドールのほぼ原寸大のレプリカ。
あちこちで採り上げられていたので見た人も多いと思います。
朝日新聞本体も採り上げるようになったので、もはや全国的に知られることにもなっていると思います。(ランボルギーニ関連だけに、世界でも知られることになるのかな?)
一躍話題になった「ダンボルギーニ」。制作者の会社社長に話を聞きました。 >段ボール製高級車「ダンボルギーニ」誕生!石巻の社長、復興への思い – ウィズニュース https://t.co/7nyQjVbe1q #withnews pic.twitter.com/5Y1OzGiPhM
— withnews (@withnewsjp) 2015, 12月 9
https://t.co/zoDTkSNnBf 人呼んで「ダンボルギーニ」。段ボールで作った「ランボルギーニ」の原寸大模型が話題を呼んでいます。作ったのは宮城県石巻市の会社です。(志)#ダンボルギーニ pic.twitter.com/gHRm2IWTdx
— 朝日新聞写真部 (@asahi_photo) 2015, 12月 18
段ボールで作った「ランボルギーニ」の原寸大模型が話題を呼んでいる。制作したのは宮城県石巻市の強化段ボール加工会社「今野梱包」で、名付けて「ダンボルギーニ」。今野英樹社長(43)が「憧れの車を自分たちの加工技術でつくりたい」と社員5人とともに2年半前、小型モデルから試行錯誤で作り始めた。
引用元:朝日新聞DIGITAL 人呼んで「ダンボルギーニ」 憧れの車、段ボールで再現
詳細はニュース記事とニュース内の動画を確認していただくとして、一目見た瞬間によくできたアヴェンタドールだなと思いました。
ランボルギーニ・アヴェンタドールはスーパーカーと言われる車の中で私の一番好きな車です。
二度見するくらい確認しましたよ。もちろん本物と見間違うほどそっくりというのは段ボールだけあって無理ですけど、単なるパクリとは違う味があって、レゴブロックで作るような楽しさに通じるものがあります。
タイヤ、ホイール、エンジンルームetcと、ホントに遊び心に満ちていて細かいところまでこだわりのある作りとなってるなと思いました。
単なるノリで作ったのかと思ったのですが、これも東日本大震災からの復興の歩みの一つだったのですね。しかも2013年に1/8モデル、昨年は1/2モデルをすでに制作してのこの原寸大制作ということで、本気度は実車の700馬力を凌駕しそうです。
国による東北の復興事業はギクシャクしてるようなところがありますが、こういった動きが真の復興に繋がってほしいと思います。
YouTubeでアヴェンタドールを検索していると、こんなのが出てきました。
中国が作るとこうなる?ちょっとジャンルが違いう感じですね(笑)
12月23日、JR石巻線女川駅前の商店街に、このランボならぬダンボを制作した段ボール加工会社「今野梱包」のショールームがオープンするようです。このダンボルギーニ・アヴェンタドールはしばらくの間そこに展示されるそうなので、一度覗いてみてはいかがでしょう?
それにしてもダンボルギーニって名前も上手いよなぁ。フェラーリでもポルシェでもこうはいきませんよ。
(追記)
なんと、本物のアヴェンタドールと共演することになったようです。
宮城県の段ボール加工会社が段ボールで作った、イタリア製高級スポーツカー「ランボルギーニ」の実物大模型「ダンボルギーニ」が、本物の「ランボルギーニ」と共演することが、同社への取材で分かった。ランボルギーニ正規販売店の担当者が製作者の思いに共感し、申し出た。「ダンボルギーニ」と「ランボルギーニ」の2台は、東日本大震災の壊滅的被害から復活し、今月23日にようやくオープンを迎える宮城県女川町の駅前商店街に展示され、復興に華を添える。
引用元:THE PAGE「ダンボルギーニ」ついに本物「ランボルギーニ」と共演へ 復興に華添える
こういう動きはワクワクしますね。