西部邁氏の思想に魅力を感じなくなったのは、彼のその最後
評論家の西部邁さんが自裁して、すでに半年が経過しています。手助けをしたという人の判決が出ました。この事件、思想家としての西部さんのあり方を、最後の最後に疑問を残すような形になったと考えています。ある種の失望です。
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哲学に関する話題を扱います。
評論家の西部邁さんが自裁して、すでに半年が経過しています。手助けをしたという人の判決が出ました。この事件、思想家としての西部さんのあり方を、最後の最後に疑問を残すような形になったと考えています。ある種の失望です。
ある学校法人の騒動で、教育勅語がニュースでおどろおどろしいものとして報道されました。学校でもよくないものとして学びましたが、実際読んだことはありません。何が書いてるの?RADWINMPSの「HINOMARU」騒動も似てますね。
森友・加計問題で大事な議論がほったらかしになっている日本の現状ですが、しっかり考えない問題があるのは間違いありません。そこで4冊の新書を紹介します。現代日本を考える材料にどうぞ。
哲学というと高校の倫理の授業で習ったくらいで眠い思い出しかないにもかかわらず、どこか魅力的で気になって仕方のないものではないでしょうか。ここでは楽しみながら読めるおすすめの哲学入門書を4冊紹介します。
#ニー哲 のハッシュタグでTwitterで盛り上がっている『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。』は実存主義哲学を扱ったエンタメ小説。眠くならない哲学がここにあります。オススメ!
哲学といえば難しい概念とともに難解な用語の前に、何の問題を扱っているのか素人にはわからなくなるものです。飲茶 著『史上最強の哲学入門』はその問題と格闘してきた人類の歴史を知ることができる最強の入門書だと思います。
地政学者の奥山真司さんが、『老子』は戦略書として捉える必要があると興味深い指摘。「無為自然」の言葉で知られる人の生き方について書かれた『老子』が戦略書であるというならこれまでの理解に大きな転換が必要ですね。
スピノザの『知性改善論』を読んで、気になる箇所から人生の成功法則のようなものが見えてきました。
「現象学」はフッサールが提唱した、諸学問を根底から基礎付けようとする哲学的アプローチといったものですが、「エポケー」「カッコに入れる」という言葉を覚えるのが精一杯。入門書から一歩進むにはこの1冊はオススメです。