にわかでプログラミングをやって遊んでおります。CakePHP3を再度触ってみようかなと。少しは使えるwebアプリケーションを作ってみたいとは前々から思っていたのですが、CakePHP2の時代にやり始めたもののCakePHP3にメジャーアップデートされて少し頓挫しておりました。
専門でやってる人にはこういう変わり目は当たり前なのかもしれませんがね。やることがかなり変わって来ていたので、少し時間を置いていました。
その間、Pythonなんかを触ってで遊んでいたわけですが、そういえばしばらく見ないうちにSwiftも3系になっていたりします。こんな状況に、にわかでやってるビギナープログラマーである私にとっては、もうちょっと腰を据えてやれよと言い聞かせている状況です。
で、2系の時代に作りかけていたものをもう一回作ってみようとおもって、CakePHP3の勉強再開です。
そこで手にして本はこれ。
掌田津耶乃 著『PHPフレームワーク CakePHP3入門』
まあ、これくらいしかCakePHP3の入門書って今のところ無いですからね。
Amazonのレビューを見るとあまり評価は高く無いようです。しかも間違いなどがあるとかいう記述もあります。
でも、このコードや表記の間違いっていうのは、この手の技術本には付きまとうことなので、それほど神経質にならなくてもいいのかなというのが私のスタンスです。(まあ、困るには困るわけですが)
実際、この本も読んでいて「この図表は実際は次の項目の図表で使うべきものかな」というようなものも見受けられます。でも、そのあたりは読み替えができるレベルのものだと感じているので、先に進むことはできるでしょう。
もちろん、全くの初心者にとっては混乱の原因にもなりますが、フレームワークを触ろうって人なら、このあたりは自力で整理できることだと思いますけどね。
CakePHP2からCakePHP3になって、この業界を知らない自分としてはインストールの違いに戸惑ったりしたものです。ここはなんとかなったのですが、公式サイトのチュートリアルなどで学んだ時に、bakeコマンドで作ろうとしているアプリの各種ファイルが自動で作られることの便利さに感動したと同時に逆分を混乱させることになりました。
何かというと、ファイル間の関係だとか、メソッドの関係の把握がゼロから作ってないだけにイメージが掴めないというところです。これは初心者ゆえだからですけどね。
その点、この『PHPフレームワーク CakePHP3入門』は、bakeコマンドを使わずにまずそれぞれのファイルを用意するところから始めています。MVCの関係を繋げていく作業を簡単なアプリを作ることで学んでいけます。
このあたりの作業が私にとっては2系を学んでいた時のことと、今回の3系で学ぶ知識の良い橋渡しになっていると感じています。
ですから、入門書としては丁寧な部類に入ると感じています。この本を読んだ後なら公式サイトのチュートリアルなんかも目を通しやすくなるんじゃないかなって感じです。
ところで今は、PHPフレームワークのトレンドはLaravelなんでしょうかねぇ…