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前の記事で、セールを利用したUdemyのオンライン学習を強力にオススメしました。
そこで気になるのが講師や講座の評判でしょう。
Udemyには予め受講生からのレビューを読むことができるので、そこは受講前に確認するポイントだと思います。
ただ、ちょっと気をつけないといけないレビューを見かけることがあるんですよね。
受講生からのフィードバック
Udemyのホームページを訪れて気になった講座をクリックすると、どんなことが学べる講座なのかを簡単に説明する「学習内容」、コースで学ぶ各項目の「コース内容」、受講に必要な目安とされる前提知識の「要件」、コースの内容や目的、どんなところを目指すのかといった「講座内容」といった説明の文章が並びます。
これで細かく内容をチェックする必要がありますが、受講したい講座の評判がどうなのかを知りたい場合に役立つのが、「受講生からのフィードバック」です。
これは、よくあるAmazonレビューなどを連想してもらえばいいと思います。星印で5段階で評価されていて、受講者の感想なども講座内容の下の方に掲載されています。
次のような形で表示されています。(「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」より)
記入された全てのレビューを見ることができますし、星の数ごとにレビューを切り替えて見ることができます。
評判の高い意見だけでなく、ちょっとした講座に対する注文内容のようなコメントもあったりするので講座選択に役立つはずです。
それに、Amazonのレビューと違って実際に受講した人のレビューですから、無関係なレビューや悪戯目的のものや受講もせずに能書きを垂れるようなコメントが無いというのもポイントですね。
勘違いレビューには注意
ただし、中にはUdemyの仕組みをよく理解せずにレビューを書き込んでいる人もいたりするので、それには注意して受講の参考にしましょう。
よく見かける不満レビューに「画質が悪くてよく見えない」というものがあります。どの講師の講座でも見かけるレビューです。
もちろん動画作成時の講師側の不備ということも無いわけではないものもあると思いますが、これのほとんどは設定を操作するだけで解決するものだと考えらレます。
Udemyの動画は以下の設定を触ることで、再生動画の質を変更することができます。
動画の右下のダイヤルのようなマークをクリックすると、動画の質を選択することができます。
通常は自動で1080pに設定されていることが多いのですが、自分の通信環境によっては144pや360pに調整されていることがあります。こうなるとかなり見えないです。音声は問題ありませんが、プログラミングのコードなどはさっぱり見えないでしょう。
この時の状況に対して「動画の解像度が悪くて画面の文字が見えない」というような不満を講師に述べているレビューというものを結構見かけるのです。
これは講師側の問題ではなく、Udemy側のシステムの問題でもあり、受講してる側のネット環境の問題でもあるのです。
ですから、画質が悪い時は、この設定を確認してみるのがいいでしょう。画質と通信を確保するには、1080pではなくても、720pで十分視聴できると思います。私はほどんと720pで設定して視聴しています。
ちなみに、以下のように画面の144pと720pの画面表示をキャプチャして比較してみました。
144pだとよく見えませんよね。音声のみでもわかる学習内容ならこれでもいいと思いますが、720pに設定を変えるとキチンと見えるのがわかると思います。
この高い画質を選んでも画質が悪いというのならば、講師側の動画制作時の問題だと思います。
なので、画質が悪いというレビューを見たら、鵜呑みにせずに設定の操作の可能性を疑ってみてください。ちなみにUdemyはプレビュー動画を公開していますので、それで画質を確認してみるのもいいと思います。プレビューでも画質の設定を変更することができますので、どういうことなのか理解できると思います。
真っ当な批判レビューでも時期とコースを確認!
中には、内容的に当然の批判もあったりします。
プログラミングなどの講座などは、特にバージョン変更があったりしてライブラリが対応してなくて講座のようにコーディングしても動かないというようなことは確かにあります。
そういった批判レビューは、受講するのに参考になることはあります。動かなくなった古いコードを勉強したいわけでは無いですからね。
でも、そこでもう一度確認する必要があります。それは、そのレビューがいつ頃あったのかということです。数日前のレビューというのであれば、最新のものに対応していないという想像がつくので、受講をしないということも当然ありです。
ですが、時間の経っているレビューであれば、もうちょとコースの中の説明や他の人のレビューを見てみましょう。
そういった批判を受けて、講師が講座内容を改訂していたり、追加のコンテンツを用意していたりすることもあります。他のレビューでも、そう言った対応が確認出来たりするものもあります。
ですからもう少し、講座の詳細を吟味してみるべきですね。
あと、レビューする人(受講者)のスキルレベルによっても、レビューの意味合いが違ってくると思うので、そのあたりはフラットな見方で判断した方がいいと思います。
鵜呑みにせずに確認を!
このように、直接Udemyや講師側とはあまり関係の無い否定的なレビューを見かけることがあります。
その確認自体はプレビュー機能などでかなり確認することができるものなので、いろいろ触って見てから判断する方がいいと思います。
解決できることで否定されるのも、ちょっと気の毒ですしね。
と同時に、自分が受講してレビューを書く場合も、こういったことには気をつけて書いて欲しいと思います。
もちろん、声が小さいとか、動画で使ってるスライドなどの文字が小さいとか、講師側の問題点もあると思います。編集をもっとうまくした方がいいなと思えるものもあったりします。
こういった、講師側に由来するものと、受講者側に由来するもの、Udemy側に由来するものと行った区別はしっかり考えて判断しましょう。
Udemyのプレビューだけでなく、講師の中にはYouTubeなどでも講座の動画を一部公開している人もいます。講座の内容だけでなく、講師の人となりや雰囲気なども調べて受講することが、講座を気に入る材料だと思いますので、いろいろ眺めて受講するかどうかを決めましょう。