WEBサイトでちょっと長めの記事が掲載されているページを見ていると一番下あたりに、「TOPへ戻る」の表示がよくあります。
これはそのページの一番上に戻るものであったり、そのサイトのトップページへ戻ったりする使い方がありますが、いま考えたいのは「ページの一番上に戻る」パターンです。
ページの一番下まで行かなくても、ページをスクロールしていると、jQueryなどで作ったTOPへ戻るボタンなどがページの右側に表示されるwebサイトが一般的でしょうか。iPhoneなどは画面上側の時刻表示のあたりをタップするとページの一番上に戻ったりします。
webページの最下段へ一気に移動するボタンが欲しい
「TOPへ戻る」とは逆のパターンのボタンがwebページに欲しいと思うことがあります。サイトの一番下に一気に飛ぶボタンです。
topの反対は、bottom、last、lowestって感じでしょうが、どれがふさわしい単語なのかわかりませんが、「戻る」の対義語は「行く」なので、
「Bottomへ行く」
という感じになるのボタンが欲しいと思うことがよくあります。
「奈落の底へ」「地へ墜ちる」というネーミングでも洒落ているかもしれません(?)
なぜこんなことを思ったかというと、「この記事、長いよ!」とページをスクロールしながら見ていて思うことがよくあるからです。長いページをスクロールするのには指がけっこう大変です。
それを回避するために長い記事をいくつかに区切って、「次ページへ」っていうのもけっこう鬱陶しい。いくつものページに渡っていると、何度もページを読み込むことになるのでイライラの原因にもなります。
すぐに結論を知りたいこともある
早く結論が知りたいと思って、一気にページの一番下にスクロールしたくなることは無いでしょうか?
商品のセールスページなどは、かなり縦長のサイト構成になっていることがあります。
じっくり読み進めてもいいのですが、「結局、価格はいくらなのだ?」と読んでいる途中で思うこともあります。
そうなると商品説明をほとんど気することなく、冒頭のキャッチコピーあたりを読んだらすぐにページの一番下に視線を移動したくなります。マウスのスクロールボタンを高速回転させたり、指一本で摩擦熱でも発生するのではないかと思うくらいにスマホの画面を擦るわけです。
そしてサイト下部に表示している価格を確認したら、またページの上に戻ったりしながら記事に目を通します。これはweb閲覧時のちょっとした時間短縮にもなります。
セールスレターの流れ通りに読ませるのもライティングのポイントであるとは思いますが、間をすっ飛ばしてしまうのも人間の欲望に基づいた行動です。AIDMAの法則がAAの法則(AttentionからAction)になってしまう瞬間でもあります(笑)
スクロールがだるい。ただそれだけの理由でTOPへ戻るの逆バージョンが欲しいと思いました。
会社概要や連絡先をホームページで確認する時なども、ページの上部にそういう情報の掲載が無ければ、まず間違いなく一番下に手がかりがあるので、そんな時は一気に飛んでみたいのです。
なんだ、あるじゃないか!
そんなことを思いながらあちこちサイトを見ていたら、ページの一番下へ飛ぶボタンを表示しているサイトを発見!やはり縦に長いセールスページでした。あるインターネットビジネスのサイトだったのですが、他にも探せばあちこちあるのかもしれません。
これまであまり気にしてなかっただけかもしれませんが、初めて気がつきました。どうやら今回のアイデア絞り出しは失敗したようです。