最近YouTubeを見ていると、架空請求詐欺の電話番号にわざわざ電話をかけて闘う?YouTuberの動画がよくヒットするようになりました。
たまたまそういう人もいるのかなと思ったら、どうも数ヶ月前くらいから流行でもしているかのように、いろんな動画が上がっています。あえてここでは動画のピックアップはしませんが、これでもかというくらい動画がアップされてますし、再生回数もかなりのものがあります。
しばらく見入ってしまいましたよ。
YouTuberによる架空請求防止の啓発活動
ほとんどが、架空請求業者に直接電話して相手をいじくって遊んでいるだけではあるのですけど、これだけたくさんの動画あるとちょっとした啓発活動にはなっているのかもしれないなと思いました。
まあ、そういうYouTubeを見てるのは若者が多いでしょうから、若い人は詐欺に引っかからないような知識を得るという形にはなっているのかな。
どうも動画がアップされて拡散することで、架空請求業者にもいろんな電話がかかるようになったらしく、あちらものんきに商売をやっていられない面もあるようで。
ま、どうあれ詐欺を働く連中は一掃しなくてはいけませんから、悪質な業者が困ると言うことはある意味ではいいことなのでしょう。
ただ、調子に乗りすぎて要らぬことに巻き込まれないように気をつけて欲しいなと思いました。
家バレしてるユーチューバーは郵便受けにいたずらとかされる人もいるみたいですからね。
振り込め詐欺防止に期待?
さて、この詐欺撃退動画に関連して思ったのですが、やっぱりこの手の悪事で問題なのは振り込め詐欺なのだろうと思います。
先日も振り込め詐欺を都内に住む女子高生が被害を未然に防いだとして警視庁から表彰されたというニュースがありました。(振り込め詐欺被害を防止、都内の女子中学生2人に感謝状)
東京のJR品川駅で振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、都内の女子中学生2人が警視庁から感謝状を贈られました。
「今回こうやって人を助けられたっていうのを将来活かせたらいいなって思います」
感謝状を贈られたのは、都内の私立中学2年の女子生徒2人で、今月7日、JR品川駅で静岡県の70代の女性が現金300万円を騙し取られる被害を未然に防ぎました。
2人は女性からロッカーの使い方を尋ねられ、女性が現金入りの封筒をロッカーに入れようとしたのを不審に思い、近くにいた警察官に通報。警察官が家族に連絡を取って詐欺だったことが判明しました。
女性は息子を名乗る男から「会社に渡すため300万円をロッカーに預けて欲しい」と電話で指示され、信じ込んで新幹線で上京したばかりだったということです。
そこでこんなことを思いつきました。
悪事撃退に勤しむユーチューバーの方は、次のターゲットを振り込め詐欺にしてみてはどうでしょうか?
まあ、なかなか自分のところには振り込め詐欺の案件は来るものではないから難しいでしょうけどね。
YouTuberの存在は大きい
架空請求詐欺は、適当にアダルトなwebサイトをクリックしたらJavaScriptで適当な請求文言が表示されたり、スパムメールの中に架空請求のものがあったりするので、動画のネタ作りとしてはやり易いのでしょうけども。
どうあれ、ユーチューバーの存在って、思ってた以上に大きいなと感じました。
個人的な感覚なのですが、全国にアクセス数の多いユーチューバーはいると思うのですけど、東海地方がなんかいろんな人がいるような印象がありますね。
くれぐれも被害にあったり、勢い余って法律違反になったりしないように気をつけて活動していただきたいものです。