MacBookを使わないでいると、しばらくしたらスリープ状態になる。当然だ。購入してから設定を変更してないので、内臓バッテリーで駆動している時は2分くらいでモニターの電源が切れます。
こんなに短い設定のままなので、スクリーンセーバーが動いているのを見たことがありません。動く前にモニターが切れますからね。
スクリーンセーバーってデフォルトでは開始まで20分になってるんですね。
Macにログインできない?
さて、しばらく席を外していたところ、MacBook Proが当然のことながらスリープ状態になっている。
作業に戻ろうとマルチタッチトラックパッドに軽く触れて、Macを再び覚醒させる。
特にカスタマイズしてるわけではないので、黄色いテニスボールが画面の中心に浮かび上がり、ログインしろとMacBook Proが語りかけてくる。
パスワードを入力してreturnキーを押す。すると、入力欄が一瞬左右に振動したかと思うと何も起こらない。
「ん!?間違ったかな…」(北斗の拳 アミバ風)
画像元:北斗の拳 (Vol.4)
そうつぶやいてパスワードをもう一度、今度は間違えないようにゆっくり打ち込んだのだが・・・
ログインできない!
Mac初心者、焦る!
ただ焦るだけでなく、Macのトラブル対処法に慣れていない私は、必要以上に精神的にダメージを受ける。
「だめです、信号拒絶、受信しません!」
ネルフ本部の伊吹マヤがそう叫びそうだ。(エヴァンゲリオンのネタ)
「まさか、暴走?」
という赤木リツコ博士風のセリフはここでは必要ないのだが、焦る自分が暴走しそうだ。
「誰か、俺をMacの中に入れてくれ〜」
そんな意味不明な言葉がMac初心者の心の中を駆け巡るのである。
電源長押ししたらいいのか?それで再起動したとしても、またログイン画面が出てきたらどうするのだ?パスワードが拒絶されたのだから同じことではないか!
こんなことなら自動ログインの設定にしてパスワードを要求しないようにしておくべきだった!
もうどこからかハッキングするしかない!
そんなことも思ったが、そんなスキルがあるわけない。
う〜む・・・
冷静になって見えてくるcapsキーの光
考えても仕方ないので深呼吸をして気持ちを落ち着かせることにした。
ふとMacBookのモニターを見ると、いつもと何かが違うことに気がついた。
あれ? 何だ? 見覚えのないマークが出ている。
通常のログイン画面はこうだ。
しかし、今のログイン画面はいつもと何かが違う。
入力欄に見慣れないものがあるのだ。
表示されているのは矢印?
これは大きなヒントを得たようだ。
iPhoneを取り出して「mac ログインできない 矢印」と入力して検索だ。
一発!ツモ!
なんてことはない。
これは、caps lockがオンになっているマークでだった。
capsキーがちゃっかりオンになって光り輝いております。
あとはshiftキーを押しながらパスワードを入力するか、capsキーを押してcaps lockを解除してからパスワードを入力するのみ。
これにて一件落着!
おわりに
無事ログインすることができて事件は解決した。
だが、謎は残る。
なぜ席を外している間にcapsキーがオンになっていたのか?
何かの陰謀を感じる出来事なのであった。(ただ無意識に触れてただけだろ!)