保険に入る、入らない? 独身の人にとって保険は必要なのか?




生命保険で支払う保険料の金額を見ていると、「これって意味があるのかなぁ?」なんて思うことはよくあると思います。独身の人なんかはまだ若いので健康に不安は無いし、守るべき家族もいないからそう思うのも無理はありませんよね。

では、保険には入った方がいいのでしょうか? それとも入らない方がいいのでしょうか? 支払う保険料から損得勘定で判断してしまいそうですが、一旦そこからは頭を離して考えてみる必要があります。

まず何に備えるための保険なのかをしっかり考えないといけないのではないでしょうか。なんでも保険に入っていれば、とりあえず安心だという感覚では保険に入る必要はもちろんありません。結果的に余計にお金を支払ってしまってる場合も多々ありますからね。

日本人は保険が大好き?

あなたの周りで、保険に入っていない人っていますか? 保険に入ってる人を探すのは簡単でも、入ってない人を探すのは難しいのでは無いでしょうか。それほど日本では保険に入ってる人は多いようです。

日本人は世界的に見ても、保険に入ってる割合の高い保険大好きの国民だそうです。ある調べによると、日本人の世帯で生命保険に加入している割合は90%であると言われています。

別の調査ではアメリカでは80%弱、イギリスでは40%と言われているので、日本の保険の加入率がとても高いというのもわかります。保険料の金額でもダントツのトップです。バブル経済の頃、日本の機関投資家である「セイホ」が、株式市場に大きな影響を与えていると言う話も聞いたことがある人も多いでしょう。それくらい日本は保険天国なのです。(まあ、天国と言っても保険会社にとってなのかもしれませんが…)

公的な社会保険制度も充実している日本ですから、それも考えるとすごいですね。

なせ保険に入ったの?

ではなぜ、保険に入ってる人が多いのでしょう? それは、周りの人がみんな入ってるからという理由が一番多いのではないでしょうか。保険料の金額が多いのも必要以上に保険に入っている可能性も否定できません。

保険のテレビCMのイメージで加入したり、知り合いの保険の外交員から勧められただけで契約したりしている人も多いのではないでしょうか。保険の内容をよく調べたり、比較検討することなく、ただ保険に入っていれば安心だからと加入しているのでしょう。

実際、保障内容がどうなのか、どんな保険なのか、自身が加入している保険の内容をしっかり理解して説明できる人はまずいないのではないでしょうか。

あなたは自分の入っている保険を説明できますか?

保険は必要か? 入るの? 入らないの?

まず保険が自分に必要なのか考えて、その上で入るか、入らないのか? を自問自答しましょう。周りの雰囲気に流されて保険に入る前に、まずこの点を決める必要があります。保険に入る必要があると決めたのなら、どんな保険に入るのかをしっかり考えましょう。

多くの人は、CMのうたい文句が流れるままに「この保険には良さそうだから入ろうかな?」と考えてしまい、保険が必要かどうかを考えていないことが多いのです。

医療保険はどこの会社のものがいい? そう言う考えはやめる必要があります。保険も色々あります。学資保険に死亡保険もあります。どの保険に入る?なんて考えてはいけません。

まず、「そもそも保険は必要なのか?」と考えまることが大切です。どんな時のために保障を準備するのか? 学資保険に入る必要があるのか? 預金を貯めることでも十分ではないか? 死亡保険金を残す必要があるのか? 誰のために、何のために準備しておく必要があるのか?

こういったことをまず考えることが求められます。

困った時に役立つ保険を!

もちろん保険に入る必要が無いと主張している訳ではありません。必要な時に保険で保障されたらとても助かることになるのは明らかです。

ですから、本当に困った時に役立つ保険はどんなものなのかを考えて保険のプランを契約する必要があるのです。せっかく保険料を支払うのですから、ライフプランもあわせてしっかり考えましょう。

支払う保険料は、積み上がるととても大きな金額になるので、有効に利用したいですよね。

独身なら保険は必要ない?独身の人にとっての保険

独身だと生活の中で特に心配するようなことを実感することは、あまりないですよね。

だから、独身の時は保険はあまり必要ないのではないかと考えている人もいるはずです。

可能性はゼロとは言いませんが、これまで健康で生きてきたならば、当然若い時は大きな病気になるということは想像できないと思います。おそらくその可能性も低いでしょう。

保険商品の中には若い独身女性向け保険というものもあったりしますが、特に特徴のあるものでもなく、キャッチコピー的な要素が大きいような気がします。

独身に保険は必要か? その結論は?

独身で若いと、心配することがあまり無いというのももちろんわかります。独身の時は保険はあまり考えなくてもいいかもと思うのも仕方無いことでしょう。

結論からいうと、独身でも保険は重要です。ここでは独身の人にとって保険はどういう状況で必要なのか考えてみたいと思います。

単にいろんな保障があれば安心というわけでもなく、独身者にとっての直面する保険の内容というものがあります。そのあたりを考慮して保険を考える必要がありますね。

独身の保険の死亡補償は?

独身であれば、特に保険による死亡保障はあまり大きなウエイトではないと思います。配偶者や子供さんがいないので、特に心配することがない訳です。

死亡時には葬式などのまとまった費用が必要になりますが、大きな企業に勤めていれば、そのあたりは企業の福利厚生制度でまかなえたりします。弔意金が支給されたりすることもあるので、そのお金で死亡時の費用をまかなえたりします。一度、会社の福利厚生制度も確認してみる必要もあるでしょう。これは保険をあてにしなくてすむ話でもありますね。

ただし、独身の人でも金銭的なことも含めて両親の生活の面倒をみているような場合は、保険による死亡保障は考慮しておかないといけません。

不慮の事故に合うのは独身でも変わりはない

若い頃は病気の心配があまり無いですが、交通事故などに突然みまわれる可能性は若い人でも十分にあります。不慮の事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

数年前の警察発表のデータによると、交通事故による20代の死傷者は年間15万人を超えているそうです。自動車の事故だけでなく、自転車による事故も増えています。最近では、自転車に乗った若者が歩行者と衝突して死亡させるというニュースもありました。その事故での補償は数千万円という膨大なものとなったという話を記憶している人も多いのでは無いでしょうか。

自動車やバイクでの事故には、自損事故もあります。乗り物などが壊れるだけならまだいいのですが、自分自身が大きな怪我をすることにもなり、中には半身不随など大きな障害や後遺症を抱えることになる場合もあります。

このように、不慮の事故には自分の怪我に対する備えだけでなく、相手への個人賠償などにも備えなければならないことも独身の方は特に考慮すべきでしょう。

最後に

独身の人が加入する保険は、病気・疾病よりも不慮の事故に備えることを考慮することが大切なのではないでしょうか。

怪我からの回復までには治療費などの出費がかなり続くことにもなるということも保険を選ぶ時には頭に入れて起きましょう。

若い独身の人にとっては「万が一」が保険の大きな意味になると思われます。