私の機種はiPhone 6sなのですが、以前床に落としてから画面表示にシマシマが出るような不具合が出て、ほとんど使っていませんでした。
かわりに家にあったiPhone 5にSIMを差し込んで使っていたのですが、そろそろバッテリーも限界。
iPhone 6sはまだ綺麗で使えそうなので、新しい機種にせずに修理して使うことにしました。
iPhoneの壊れた画面はこんな状態
こんな画面の状態だったんですよね。

画面の縦にシマシマが表示されるようになってます。画面の左はしは液晶が死んじゃって黒くなっています。アプリも時々、勝手に起動したり、画面がプルプルすることもありました。
そんな状態だったので、スマホとしてではなく、しばらくデジカメ代わりに使ってましたが、バッテリーもとうとうヘタレてしまいました。ただ、そこそこ綺麗ですので、画面とバッテリーさえ治れば使えます。
ということで修理して使おうということです。新機種、高いですからね。今はそこまで出して新しいのを買おうとは思わなかったので。
交換部品を調達
正規店で修理するよりも部品を調達して自分で修理して安くおさめようと思いました。
ということで、液晶画面とバッテリーを購入。
Amazonで安めのものもあるのですが、どうもAmazonで扱ってる部品はどれがベストなのかわからず、しかも怪しい雰囲気のところもあるので、「自分で修理.com」というところから購入して取り寄せました。

私の機種用のバッテリーと液晶画面、バッテリーを固定するシールと送料込みで1万円ちょっとという感じですね。amazonで最安値の部品を探せばもうちょっと安くなるとは思いますけども。
発送は早かったですね。
で届いたのがこちら。

修理マニュアルと、分解用の工具、iPhone6s用のフロントパネル、そしてバッテリーとバッテリーを固定するための両面テープです。
早速組み立ててみます。
iPhone6sを自分で修理する
ここで、順に分解過程とか、修理の経過を解説したいところです。どういう感じで行うのか画像付きで紹介したりするのがいいのでしょうけども。
でも、そんなことするのは面倒くさい(笑)
なので、購入先がYouTubeで修理作業の動画を公開しているので気になる人はそちらを見てくださいね。
といことで修理に取り掛かりました。
修理に失敗したら、しばらくスマホ無し生活の始まりとなってしまいますが、頑張って作業開始。
iPhoneの開け方自体はさほど難しくありませんでした。付属のマニュアルで理解できますが、ちょっと見にくいところは動画で確認した方がいいですね。配線を外すところなどは、ちょっと紙ではイメージ掴みにくいところがあります。
バッテリー交換は全く難しくありませんでした。一ヶ所、バッテリーを固定している両面テープの接着タブを引っ張り出して取り除く作業があるのですが、途中でちぎれて失敗。隙間にプラスチックのカードなどを隙間に入れ込んで、ようやくバッテリーを取り外すことができました。
で、バッテリー交換は無事完了。ちょっと、バッテリーから出ている配線のパーツの余分がところが、規定のモノよりも大きい感じがして、強引に入れ込む形にはなりました。もうちょっと上手く入れ込むことができたかもしれません。
ただ、私の作業で問題発生が発生したのは、フロントパネルの交換でした。こちらも紙のマニュアルではいまいち把握できないところもありましたし、複数の配線の重なる順番を理解していないと、元に戻す時に接続できないことになります。一回そこで私はやり直すことがありました。
ただ、もっと問題が発生しました。これは、私のミスかな。パネルの裏にある液晶画面の保護プレートがネジで留めてあって、それを6つ外さないといけないのですが、ここでやってしまいました。
ネジを外す時に、ネジ山をなめてしまったのです。しかも2つ潰してしまいました。ネットにある上手いやり方というのでやっても外れず。
結局その部分だけ、強引にペンチでねじ切って対応することにしました。パーツ、壊れるの覚悟です。
2つのネジは留めることなく、フロントパネルの交換をしました。やってきたことの逆をすればいいのですが、バッテリーよりも苦労しましたね。ネジの大きさとか、きちんと部分ごとに把握して無いと「あれ?留まらない」ってことになります。何回かネジを外しては入れ替えてって作業をやり直しましたよ。
私が強引にネジをネジっ切ったためか、それともパーツの精度の問題かはわかりませんが、ちょっと強引に入れ戻すことになりました。おそらく私のパワープレーによる責任の方が大きいです。
強引にやったので壊れてしまったかもしれないと心配しましたが、無事、再起動することができました。

このように、画面も元に戻りました。
カメラもスピーカーもマイクも指紋認証も通話も、今のところ不具合なくできています。どこかで壊したかと思いましたが、一安心。純正品のパネルとどう違うかはちょっとわかりません。私の作業の悪さからかほんの小さな一部だけが歪んで見えるような印象はありますが、とりあえずは満足です。明るさとに違いがあるような気もしますが、輝度を変えたらわかりませんしね。若干暗いのかな?とか思ったりしますが、私の気のせいかもしれません。とりあえず満足です。
ねじ山の問題だけでなく、とちゅづでネジを飛ばしてしまったりするトラブルもあったので、4時間も時間がかかってしまいましたが、スムーズにいけばバッテリー交換だけなら30分もかからないんじゃないかと思います。
最後に
iPhoneのパネル交換とバッテリー交換は自分でもできますね。

ただし、私のiPhoneのネジ山が潰れたのを考えるとちょっと心配な面もあります。持っていた環境や古さなどにもよるのでしょうが、ネジの状態はしっかり確認したいところです。そういう意味ではリスクはあります。
完全復活というわけでもなく、iPhoneはパネルと本体やパーツの一部は(防水的な意味もあるのでしょうが)接着剤でも留められていて、そこに関しては自分で修理しても元には戻せません。
結論。次は、新機種を買います(笑)