メディアの印象操作はこうして作られる?旧日本軍の南京での話

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新聞

ニュース記事を読んでいるとプロパガンダ実践入門というような感じのものを目にすることがあります。印象操作とはこうして作られていくのだろうという側面を見ることができます。

これは少し前の記事になりますが、Yahoo!ニュースに米記者が旧日本軍の暴行を非難、「南京の街には腰の高さまで遺体が積み重なっていた」というタイトルで掲載されていた、FOCUS-ASIA.COM 4月15日(水)16時36分配信の記事である。

中国の英字紙チャイナデイリー(電子版)は14日、米国人記者ランディ・ライト氏が父親の話しをもとに執筆した第2次大戦に関する記事を掲載した。旧日本軍の南京での暴行に触れ、「事実は教科書を改訂して消えるものではない。日本の態度は次世代に対する裏切りと欺瞞だ」と批判している。15日付で中国日報網が伝えた。

と始まるのですが、続く記事になかなか気になるところがあります。

第2次大戦で米国兵として戦ったライト氏の父親は、戦場について「まるでモノクロ映画のようだった」と語る。90歳になった今もなお、当時の光景を鮮明に覚えている。「当時の日本人は好戦的な民族だった」。知的好奇心を刺激されたライト氏は、ネット上で目撃者の証言に触れ、旧日本軍が南京で犯した数々の暴行について知る事となった。

ニュースの記事タイトルを見ると、南京大虐殺のことを連想するのであるが、南京攻略戦は1937年の出来事です。今から78年前の話。

この記事に出て来るライト氏の父親は現在90歳とありますが、計算すると当時は12歳。いったい南京で何を見たというのだろう?米国軍人として日本軍と戦った経験はあるのだろうが、南京で戦ったのは米軍ではない。米軍との戦争は1941年の真珠湾からである。

全く南京とは無関係の話ということになりそうです。

「当時の日本人は好戦的な民族だった」ともありますが、日本軍だけでなく、中華民国軍も米軍も実際の戦闘になれば好戦的になると考えるのが妥当でしょう。何をもって好戦的といっているのかわかりません。

しかもこの記事に関するライト氏の意見の内容は、ネットで知ったというとてもお粗末なもの。何か学術的な研究をしたというものではなく、資料価値として検証するに値するようなものではまったくないわけです。

旧日本軍は当時、南京で市民を大量虐殺し、街には腰の高さまで遺体が積み重なっていたという。日本がアジアで犯した数々の罪はナチスドイツが欧州で犯した罪と同じであり、アジアや真珠湾で戦争を発動したのは日本の方である。だが、日本は教科書に嘘を記述し、次世代を裏切り、騙そうとしている。日本の行為は自らの悪評をさらに高めるものであり、どんなに否定しても事実を消し去ることはできない、と記事は指摘している。

と記事は終わりますが、何も考えずに読むと日本軍が残酷だったということだけを書きたいという記事でしかありません。ただその印象だけを記憶に残したいだけの記事です。

メディアのアンフェアさはこういうところに現れるのだろう。

逆に日本もメディアを上手く使わないといけないということでもあるわけです。

しかしながら、日本のメディアが日本の足を引っ張っているようなものだし、いったいどこの国の報道機関だ?というような内容のものもあったりします。

ネットでいろいろと調べることができる現代だからこそ、記事の狙いを意識してニュースを見ることが重要なのでしょうね。

今の日本の情報空間は戦争中であると認識しなければいけません。

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