若狭勝のブログ記事が元検事とは思えない胡散臭さで驚いた!妄想乙!




Twitterのタイムラインに希望の党の若狭勝氏のブログの記事が流れてきた。何が書いているのか読んでみたら、その内容が憶測だらけで驚いた。

胡散臭い。この一言が感想です。

そりゃあ、ネット上に溢れるブログの中には憶測に満ちたものもあるし、この私のブログもそんな内容が無いとは自信を持っては言えません。

ただ、この若狭勝氏は元検事だということ。その経験を踏まえてのブログ投稿らしいのですが、その思考に胡散臭さと共に恐ろしさを感じます。

この案件の一番のポイントは、これまで国会でもあまり議論されていなかった点。

引用元:若狭勝オフィシャルブログ 加計学園問題の本質はここだ!

衆議院選挙を目前にして、希望の党の小池百合子代表が「森友ガー!加計ガー!」と言い始めて、「なんだ、ここもポンコツの民進党と同じかよ」とガッカリしました。党に期待はしていないのですが、くだらない国会審議にはならない勢力になればいいなと思ってた矢先のこの方針。おそらく、小池代表はモリカケを話題にした方が票に繋がるとでも思っての戦略なのでしょう。

実にこの素早い動きこそが中身の無さを示しています。

そんな中、この若狭氏のブログです。引用を続けてみましょう。

それは、今治市における加計学園の獣医医学部新設の時期が本来であれば平成31年4月であったものが1年前倒しとなり平成30年4月となったことです。
この1年の前倒しによって加計学園の資金繰りが非常に助かります。
入学金、授業料、補助金が入るとともに建設代金の支払いもできることになります。
また1年前倒しにすることによってライバルであった京都産業大学が申請をあきらめざるを得なかったということです。
このように1年前倒しにより一石4鳥の効果が加計学園に生まれます。

資金繰りが助かる?なんで?建設代金なんてすでに資金計画立ててるでしょうに。こう言うなら加計学園が資金繰りに困ってるという証拠を出さないといけない。でも、そんな話は無いし、そんな資金繰りに苦しい学校法人が新たに学校建設するか?加計学園だぞ。森友学園じゃ無いんだぞ。

それに1年前倒しすることは、改革を加速させるという方針がある。そりゃあ、京都産業大学は準備不足にはなるだろうけど、そもそも計画が出て来た時期を考えたら、圧倒的に加計学園の準備は進んでいる。何年準備して来たと思ってるんだろう?元愛媛県知事の加戸さんの答弁を聞いてないのか、この人は?

安倍総理は、国家戦略特区関係の委員会等の委員等においては、安倍総理の関与を指摘する者がいないなどと馬鹿げたことをいっているが、私の特捜部の経験からすれば、不正と言うのは水面下で行われるものであり、公式的な委員会等において関与が浮き彫りになるようなものでは決してありません。
まさしくその水面下で、加計学園理事長と安倍総理が、この1年前倒しの話を行っていた可能性が高いのです。

これ、憶測でしかないでしょう。

素人のブログじゃ無いんですよ。元検事という人の発言ですよ、これ。

これ、証人が証言しているにも関わらず、それをなんの証拠も無しに「馬鹿げたこと」と言って水面下の不正と言いのける。

あのビーチ前川でさえ、安倍総理の指示は無かったと言ってるわけで。

これもう、ポンコツ民進党がやってたなんちゃら問題追求チームのやってたことよりも滑稽な論理展開ですわ。

一応、民進党は胡散臭い人とかに発言させて証拠をつかもうとしていましたからね。(ただの活動家でしたが)

今こそこうした政治の腐敗を根絶し、しがらみ政治を追放し、国民にとってより良い政策が公平公正になされることを求める時期なのです。
今度の選挙はそうした政治姿勢が問われる選挙であります。

よっぽど希望の党の動き、都民ファーストの動きの方が、あらなたしがらみになっていると指摘されているにも関わらず、こんな綺麗事には眉をひそめたくなります。そもそも、しがらみというならば、獣医学部がこれまで何十年も新設されて来なかったということ、また、獣医師会が新設を反対していたこと、そして加計問題を追求していた玉木議員に獣医師会から献金が行われていたこと。よっぽどこちらの方がしがらみですけどね。こっちの怪しさにはだんまりですか。

それにしても、この一文。

私の特捜部の経験からすれば、不正と言うのは水面下で行われるものであり、公式的な委員会等において関与が浮き彫りになるようなものでは決してありません。

ああ、検察の捜査も不正と言うのは水面下で行われるんだな。なるほど、冤罪事件が起こるのも頷ける。

そう思ってしまいますわ。若狭氏が検事時代に担当した事件の取り調べは、本当にまともに行われたのか疑いたくなる発言です。

そう言えば、この人は検事を退職するとき、その部署でははじめて送別会が行われなかったと誰かが発言していました。その人となりが伺えるエピソードです。

そもそも、前回の補欠選挙は自民党の力で当選しているにも関わらず、最近の発言は全くそのあたりの力学を感じないものばかり。ついこの前の話ですからね。

最近の希望の党の支持率の低下は小池代表の迷走もありますが、その引き金のとなったのは若狭氏の「貢献度」が高いでしょうね。なんか勘違いしている人の香りがしますわ。

それにしても胡散臭い。書いてて文章が落ち着きませんわ。

ほんま弁護士って職業の人を利用するには、本当に慎重に選ばないといけないな。

若狭さん、妄想乙!とりあえず、あんたところの政党の代表が都政でやってきたことの検証からやり直してこい。