ノーベル賞医学生理学賞2015年日本人受賞者は大村智氏。物理学賞もキター!

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抗生物質

これまた嬉しいニュース。

ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村智氏がアイルランド出身のウィリアム・キャンベル博士と、中国籍でマラリアの治療法開発に貢献したトゥヨウヨウ博士とともに受賞しました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学・生理学賞を、微生物が作り出す有用な化合物を多数発見し、医薬品などの開発につなげた北里大特別栄誉教授の大村智氏(80)ら3氏に授与すると発表した。大村氏が見つけた化合物は熱帯地方の風土病の薬などで実用化しており、医療や科学研究の発展に大きく貢献した功績が評価された。

引用元:産経ニュース ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏 同賞は利根川進氏、山中伸弥氏に次いで計3人目…医療発展に大きく貢献

日本人のノーベル賞受賞者はこれで23人。あ、これは旧国籍が日本というのも含めての数字かな。

大村氏の研究は風土病に効果のある抗生物質の発見ということなのでしょうけど、山中伸弥教授のiPS細胞のような最先端の研究に比べるとオーソドックスな分野のように感じますが、人類の歴史は感染症との戦いでもあることを考えると、これは人類にとって大きな貢献であるということでしょう。

どれほどの命が救われたか。これが、これからの技術であるiPS細胞との大きな違いでしょうか。

ノーベル賞医学生理学賞の日本人受賞者はこれで3人目。

一人目は利根川進博士でしたが、その受賞によって当時は分子生物学という言葉が注目されたような気がします。その頃学生だった人は分子生物学の研究を目指した人も多いのではないでしょうか。

こういう成果と活躍は、これからの若者にちょっとした道標を与えますね。(もちろん挫折してしまう人もいるでしょうけど)

それにしても、昔はノーベル賞受賞って奇跡的な出来事のような印象が強かったし、もの凄いことだという思いがあったのですが、最近、あっさりと日本人受賞者が出ることに良い意味で拍子抜けしてしまいますね。

さて、ノーベル賞は物理学賞、化学賞、医学・生理学賞、文学賞、平和賞、経済学賞と6つの部門があります。

今年も文学賞を村上春樹が受賞できるかどうかが話題になったりするのかもしれませんが、これは個人的にはどうでもいいです。

また、平和賞を日本国憲法第9条が受賞するかどうかも話題になったりするのかもしれませんが、これは政治的な動きでもあるでしょうからこちらもどうでもいいです。くだらない。

経済学賞だけは日本人受賞者がまだいません。これは日本の経済学におかしなところがあるということではないでしょうか。

アベノミクスの生みの親でもあるイェール大学名誉教授の浜田宏一氏が一番近いと言われていると一部の経済評論家が言っていたりもするのですが、こればかりはよくわかりません。金融論の研究は優れたものを残しているのは確かだと思いますが。

そんなことよりも、問題なのは日本の大学の経済学が世界のスタンダートからズレているのではないかということです。

アベノミクス前夜に、多くの日本の経済学者はどう言っていたか。金融政策は効果が無いとか、ハイパーインフレが起こるとか、消費増税でインフレ目標達成だとか、野菜不足で消費減退だとか、こんな解説でいいのかと思えるような訳のわからない話を、大学で教えている経済学者という人が言ってるわけで、本当にこんなので日本の経済学は大丈夫なのでしょうか。

挙げ句の果てはアベノミクスをアホノミクスとかいう紫色の妖怪まで出てくる始末。

もちろん経済政策が100%上手く行ってるわけでもないでしょうが、少なくとも金融政策は日本経済の状況に転換をもたらしたのは確か。どうあれ失業率が低下し雇用が増えたということは評価できないはずがないです。

日本の経済学者の話は、とてもトリッキーになってるような感じがするんですよね。需給関係とかシンプルに考えた方がわかりやすいような気もしてきますが。

それに日本の学者の批判するアベノミクスは、海外の学者やエコノミストからは概ね評価する声が多かったわけで、この違いは一体何なのかと思ってしまいます。

日本の経済学者が優れていたなら、20年デフレというおかしな状況になるわけはないでしょうね。

どうあれ、日本の大学からの経済学賞受賞という可能性は限りなく低いのでしょう。

もし、間違って受賞したら勘弁な!

(追記1)

なんと物理学賞も。お腹いっぱいな感じです。日本の基礎研究、凄いなぁ。

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授(56)とカナダ・クイーンズ大のアート・マクドナルド名誉教授に授与すると発表した。素粒子ニュートリノに質量があることを証明し、素粒子物理学の基本法則を書き換えた業績が評価された。

日本のノーベル賞受賞は5日に医学・生理学賞の受賞が決まった大村智氏に続き計24人。物理学賞は昨年の赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に次いで2年連続の受賞で計11人となった。

引用元:産経ニュース 梶田隆章・東大教授にノーベル物理学賞 素粒子ニュートリノの質量発見

この研究の場であるニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」を税金の無駄遣いと批判していた人もいたと思います。ネットで検索するとゾロゾロ出てきますよ。

どんな思いでいるのでしょうかね?

基礎研究って、税金の無駄とかそういう次元で考えるものじゃないと思いますよ。

(追記2)

アメリカに本社を置くトムソン・ロイター社が授与する学術賞「トムソン・ロイター引用栄誉賞」はノーベル賞受賞の可能性が有力な研究者が選出されるそうだ。

経済学者の高橋洋一教授はこう述べています。

トムソン・ロイター社の引用栄誉賞における経済学賞はのべ62人、そのうち日本人はたった一人、プリンストン大の清滝信宏氏しかいない。他分野では日本人も多いにもかかわらず、経済学では苦戦している。

引用元: 現代ビジネス “日本のノーベル賞受賞者は、10年後には激減する! ~データが示す「暗い未来」。論文の数があまりに足りない”

iPS細胞の山中伸弥教授、青色LEDの中村修二教授の選出されていました。ちなみに今年の経済学賞受賞者であるアメリカ・プリンストン大学のアンガス・ディートン教授も選出者です。

日本の自然科学系の分野の研究実績に対して経済学分野の情けなさ。20年景気を悪くさせておく巧さは日本の経済学者は世界一なのかもしれませんけどね。

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