女性宮家の創設の議論はやはり時期尚早だと思う理由

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天皇陛下の退位に関する特例法に「女性宮家」の創設の付帯決議を法案に盛り込むことが決定したようですが、ちょっとこれは時期尚早であると強く感じます。なぜなら、女性宮家の意味を全く理解していない側面が強いからです。

天皇陛下の退位に向けた特例法案を審議する衆議院議院運営委員会は、佐藤委員長と与野党の筆頭理事が法案の付帯決議の案をめぐって調整し、政府に対し、「女性宮家」の創設などについて、法律の施行後、速やかに検討するよう求めることなどを盛り込むことで大筋で合意しました。議院運営委員会は、31日に理事会を開き、付帯決議の案を正式に決めたうえで、来月1日に法案審議を行い、今週中にも衆議院を通過させる方向で調整しています。

引用元 NHK NEWS WEB 退位 付帯決議に“女性宮家の検討”明記で大筋合意

もちろん、陛下の退位や今後の皇位継承についてしっかり議論をすることは必要です。でも、この女性宮家について、はっきりとした定義がされているのかとても疑わしいのです。考えた人はキチンとした方向性を持っているのかもしれませんが、国民は全くその意味を理解していないと思わずにはいられません。

伝統的にどうなのか、男系で皇位継承を日本の始まりから行ってきたことの重みとかどうなるのでしょうか。

男尊女卑とかいうアホみたいな概念で皇位継承の話をするジャーナリストが、夜中の討論番組の司会をしている国が日本です。女性と女系の違いであるとか理解しているのでしょうか?

私も皇室の歴史や日本の伝統文化には詳しくないので、ふと思った時に軽々しく判断してはいけないと思ったのが、男系でこれまでやってきたということを知った時でした。恥ずかしながら、歴代天皇は父親を遡ると神武天皇に行き着くということを知ったのは、ほんの数年前。万世一系の意味ってそういう意味だったのかと自分の無知への情けなさと同時に、皇室の歴史のとてつもない重さを感じたわけです。

そんな中、ツイッターにこんなアンケートが回ってきたのです。

このアンケート自体、設問の意味がよくわかりません。

問1だと女性宮家がどういうものか、どういう目的で創設しその後どういう影響があるのかこれだけではわかりませんし、問2については最初は意味不明でした。選択肢が3つではなく、賛成と反対だけでした。女性天皇と女系天皇の違いをどういう意味で使っているのでしょうか。そしてなぜ同列に並べているのでしょうか?そう思ったのです。

(注:どうも、いろんなところから意見が出たのでしょう、選択肢がこの記事を書いてる間に3つに分けられています。よく理解していない人が多いのです。選択肢が変更される前のことを前提にこの記事は書いています)

女性天皇は天皇の子ということでこれまでもあったことですから問題ないですが、女系天皇となるとどういう意味で使っているのかがわかりません。これまで女性天皇から女性天皇に皇位継承した例が確かあるのかな?その点だけを見れば女系という意味もあるとは思いますが、それは同時にどちらも男系に代わりありません。

でも、女性皇族が民間男性と結婚してその子が皇位継承するという意味で女性宮家を創設の話をするとなれば、全く意味が違ってきます。

この分類、専門的に考えたらもっと違った意味とか整理ができたりしてしまうもでしょう。

女系天皇は父親をたどると神武天皇に行き着かないというのが私の理解するものです。これはちょっとダメでしょう。皇室の先祖は神武天皇や天照大神への一本の筋なのに、女系天皇だと父親を遡ると違う先祖に行っていまいます。

皇室って先祖を大切にする姿でもあるわけですから、違う方向を大切にする道ができてしまいます。

もちろん、一般の我々はそういうことはありますよ。婿養子とかあるわけですから。でもそういう一般的な話とか近代以降の価値観を長く続いている伝統に当てはめて考えるのはなんか違うと思うのです。

すごく下世話な言い方をすれば、法律とか無関係にどの家庭にもその家庭のやり方というものがありますよね。そのやり方を他人がとやかく言うのっておかしいわけです。そんな感覚も私はあるのです。

それに、皇室について全く理解していないのに、皇室についてとやかく言う資格があるかと考えた時、とても失礼なことをしてるなと思ったのです。

ほんとは皇室の方がどうした方がいいか判断していただくのが一番いいと思うのです。皇族の習わしなのですから。それが示されて国民がどう理解するかというならまだわかるのです。

でも、憲法が邪魔してるんですよね。

天皇陛下をはじめとした皇族の方は、自由に意見を言っていいと思うのですけどね、本来は。それを民主的に選ばれた政治としてどう扱うかはまた別。これが君臨すれども統治せずって姿だと思うのですけど、日本の憲法学を学んだら天皇はハンコ押すだけの存在とか失礼で無茶苦茶な話が出てくるわけで、9条の扱いと同時にどうしようもなく呆れてしまいます。

このようにどうもしっかりとした理解ができていない訳ですから、伝統だけでなく、新しく検討しようとしてることも理解していない訳ですから、女性宮家の創設の議論はやはり時期尚早だと思うに至るのです。

数年前なら、どうでもいいかなと考えていたと思いますが、皇室の歴史的存在感を考えた時にこれは本当に慎重に議論しなくてはいけないとつくづく思うのです。

あとね、この女性宮家の付帯決議を主張してるのが、民進党というデタラメな政党であるのも問題だと考えずにはいられません。

マジで慎重にじっくり、真面目にやって欲しい。現代的な価値観で軽く扱わないで欲しい。

そもそも皇室典範は戦前は憲法と同列の扱いだったもの。これを憲法の下に置いたことも混乱の始まりでしょうね。本来は次元が違うものなのですよね。

このアンケートの設問(今は修正されていますが)をみて、つくづく我々国民の理解不足を感じました。

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