桃太郎は残酷な話なのか?

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ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました

数年前、結構話題になった文章です。どういうところから出て来た文章なのだろうと調べてみたら、2013年度の新聞広告クリエーティブコンテストで最優秀賞を受賞した作品ですね。

2013年度の新聞広告クリエーティブコンテスト

この作品がきっかけでは無いとは思いますけど、子供向けの桃太郎の演劇などもこの視点から作り直されているようなものも演じられています。確か、桃太郎の子孫の世界という設定だったような気がします。桃次郎とかそんな発想です。

まあ、オチとしては「みんな仲良く生きていきましょう」という想像のつく結末なのではありますがね。

このコピーも演劇も、発想としてはとても面白いのです。

でもこれって、桃太郎を知らないと全く意味が通じない話でもあります。

最近の子供たちは昔話を知らないということを目にしたことがありますが、なんとも寂しい話ですね。

さて、鬼をやっつけた桃太郎は、従来の視点では英雄な訳ですが、このコピーのような立場では残酷な人物にもなってしまいます。

でも、こういう切り口で「桃太郎は残酷だ!子供たちに聞かせる話では無い!」みたいなことを声高に主張する変な教育者がいそうですよね。これこそ胡散臭いです。

桃太郎はおじいさん、おばあさんの村が鬼から迷惑を受けていたから鬼退治に行った訳ですし。でも、私の記憶にある桃太郎は、最後は鬼が土下座して謝っているシーンが目に浮かぶのですけどもね。もうしませんから許してくださいって感じで。

ですから、このコピーはそのまま受け入れられないし、演劇も「どうなのかなぁ?」なんて思ってもいました。

それよりも、このコピーで感じたことは桃太郎の情けです。武士の情けとでもいったらいいのでしょうか。

「桃太郎は、鬼の子供は殺さなかったのだなぁ。鬼たちを殲滅した訳じゃ無いんだなぁ。桃太郎ってなかなか優しいところがあるじゃん」

と思ったりしたわけです。

広告コピーコンテストはまだしも、子供向けの演劇については何か認められない自分がいますね。

英雄譚は英雄譚としてそのまま受け取りたいものです。

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